ホスト曰く:「売れっ子は聞き上手」
ホストも銀座ママに負けてはいません 。
やはり女性相手のホストでも基本は銀座のママと同じ。
「売れっ子は聞き上手」とホストの誰もが口を揃えて言います。
とはいえ、やっていることは極めて単純。基本は次の2つです。
1) うなずく
2) 「イエス」「ノー」で答えられる質問をしない
ただ、本当に聞いているかどうかは別の話。何時間もお客の話をうなずきながら聞いているホストにたずねたところ、「うなずいているだけ。話、聞いてないもの」という返事でした。
「女性心理というのは、相手が理解してくれているかどうかではなく、聞いてくれているのだという、その誠意が大事」のようです。
「理解する」よりも、とにかく「聞く」こと。自分が理解した・しないより、聞くことで相手がどう思うかが大事なポイントです。
ホスト曰く:「客のシグナルを見逃すな」
話は「聞いたフリ」のホストですが、とはいえ漫然と話を聞いているだけではないです。
一流のホストはお客の大事なシグナルは見逃しません。例えば、次のような例をみてみましょう。
バリバリのキャリアウーマンが、お店に来てお酒を飲みながら言いました。
「会社がつまらなくて……」
さて、あなたならどう対応しますか?
「元気だそうよ。会社のことなんか忘れて、パァーとやろう!」と励ますかもしれませんね。
でも、それではお客のシグナルに気づいていません。
この「会社がつまらなくて……」という言葉は、お客が愚痴を聞いてほしいというシグナルであるケースが多いんです。
一流ホストはこういったお客が望む方向を示すシグナルを見逃しません。
「会社がつまらないんだ……」
と受け止めることで、お客は自分の愚痴や感情を話しやすくなります。
もちろん、お客が思い切りはしゃぎたいケースもあるでしょう。そのときはそのシグナルを素早く感知して、対応するのです。
「要するに、『この客は何を望んでいるのか』ということを一瞬にして嗅ぎ取り、望み通りの接客をする――これが一流ホストなのです」
「細かい話の内容」より、「お客が進みたい方向」をとらえて進むことがポイントです。
ただこれだけでは、お客を本当に気持ちよくさせることができません。
お客からマンション、高級外車をプレゼントされるほど、お客を気持ちよくさせる秘密はなんでしょう?
単純なことですが、一流になるには経験と努力そして勉強が非常に大切のようですね。